『栄養課だより No.57』

皆さんこんにちは、栄養課工藤です。

先日、ある食品の試供品を味見させて頂く機会があったので、その感想を書いてみようと思います。

試食したのは「あいーと」という商品で、ホームページの記載によると、

「見た目や味は普通の食事」なのに、「舌でくずせる程のやわらかさ」を実現した「かむ力が弱くなった方向けの食事」となっています。

献立は「鶏の照焼き弁当」でした。
作り方は簡単で、お弁当のトレイごと5分ちょっとレンジで加熱するだけで1食が完成します。

ご飯は、米粒のかたさはお粥並みに軟らかいのですが、水分(おもゆ)が少ないので見た目は米飯に近いです。
真ん中に乗っている梅干しのアクセントが嬉しいですね。

主菜(メインのおかず)は鶏の照焼きですが、鶏肉の風味も感じますし、かすかに肉の繊維を感じられ「肉を食べている」という感想を持てました。
肉に添えられたブロッコリーもボロボロせず風味もしっかりあり、軟らかくおいしく頂きました。

他のおかずで「里芋とオクラの煮物」があったのですが、オクラの種も感じないですし、どちらの粘り気もちゃんと感じられました。
ポテトサラダは正直、ポテトサラダだと言われないとわからないかもしれません。マヨネーズの味はあまり感じられませんでした。

これ1食でエネルギーは425kcal、たんぱく質は23.3gと、ボリュームに対しての栄養価はとても優れていると思います。
味はおかずによってメリハリがあり、とっても美味しく頂けました!

そしてこういった商品にはたくさんの添加物が入っているのでは...と思いましたが、私が気になるものはほとんど入っていませんでした。

冷凍食品なので長期保存出来ますし、食器洗いも必要ありません。
ワンプレート形式なので食事動作が難しい方にも食べやすいかと思います。

値段は少々お高めですが、こういった商品を活用することで介護者側の負担が軽減出来たり、その分出来た時間や心の余裕で別の介護やコミュニケーションがとれたり、また介護者の方ご自身の時間の確保にも繋がるので、柔軟に活用されると良いのではないかと思いました。