台風19号

みなさんこんにちは。薬局北條です。
2019年10月12日に上陸した台風19号は各地で記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいと思います。今回は過去にあった札幌の水害について考えました。

まずこの写真をご覧ください。時は1981(昭和56年)年8月23日、場所は北祐会神経内科病院付近となります。桑園発寒通りを札幌駅側(東側)に見ています。琴似コーポの向かいが当院ですが当院の開設日が1982年(昭和57年)11月1日なのでまだ当院は生まれていません。

真ん中で遊んでいる少年は私です。道路は一面にわたって完全に冠水しているのが分かると思います。当時は5歳なので何が何だか分からなかったでしょう。
これは「56水害」といわれる、北海道で最大規模の水害でした。台風12号と15号が連続して北海道に上陸し、石狩川の大洪水で死者1人、負傷者1人、家屋全半壊13戸、床上浸水1,942戸、床下浸水14,613戸の被害が合いました。この台風の影響で道路が冠水していたのです。

「56水害」の詳細はこちらをご参照ください

また、札幌市では洪水ハザードマップを公開しています。
当院付近を洪水ハザードマップに照らし合わせてみると琴似川が氾濫して0.5~3mの浸水の可能性が示されています。昭和56年に起きたこの道路の冠水もこのくらいだったのかもしれません。
 私の印象では北海道の人は本州の人に比べて水害に対して危機感が少ないかもしれません。台風はそれほど北海道に上陸しませんし、冬の脅威のほうが現実的です。しかし、平成28年におきた水害も含めて過去の例を見ると確かに北海道には水害が起きており、自分が床下浸水や家屋損壊などの水害の当事者になる可能性を否定できません。地震や停電の備えに加えて水害の備えも今後考えていく必要があると思います。