車の事故

薬局の北條です。

最近立て続けに車の事故が報道されています。池袋での暴走事故、大津での園児死亡事故等々。悲しい事故が多いですね。車を運転する我が身としては他人事ではありません。最近はいつも以上に注意深く運転をしています。

池袋での暴走事故のあと、高齢者の運転免許証の返納が今までより2倍多く返納されたとニュースがありました。高齢者は認知機能や身体機能が低下するので車の運転を控えた方が良いとは思います。しかし、帯広、遠軽に住んだ経験がありますが、地方に住む人にとって車は生活の足です。自主返納したい高齢者は多いと思いますが不可能と思う人もまた多いのではないでしょうか。また、人はミスをする生き物です。パニックになったら普段アクセルにのせている足をブレーキに載せ替えずに踏み込むかもしれません。何かに気をとられたら必要な確認を忘れてしまうかもしれません。単純に加害者を責めてすむ問題でしょうか?

私の車は2012年に買ったスバルのレガシィです。スバルは当時からアイサイトというステレオカメラを搭載したプリクラッシュセーフティに力を入れていました。初めて乗った時は前車追従機能、前車が止まったら自分の車も完全停止する、等の先進技術に感動したものです。しかしこの運転アシスト機能、買った当時から賛否両論でした。機械に頼るくらいなら車の運転をやめるべきだという意見もありました。

日本政府は2025年頃には「完全」自動運転を実現することを目指しています。「完全」自動運転(レベル5)とは行き先を指定するだけで自律的に車が走行することを示しています。本当にできるのでしょうか?雪道がある北海道でも大丈夫なのでしょうか。
人が運転しない車に対する抵抗感は根強いと思います。特に長年無事故無違反で車を運転している人、危ない目にあっていない人はそう思うかもしれません。機械にまかせて大丈夫なのだろうかという意見もあるでしょう。しかし、「完全」自動運転の普及によって、高齢ドライバーによる暴走事故や飲酒事故を一掃できると期待する意見もあります。

私は、「完全」自動運転にはまだ疑問があります。しかし初めてアイサイトを使って運転したとき、これはもっと進化して欲しいと感じました。アイサイトがほとんど進化していないのは国交省が原因だと知った時は驚きでしたけどね。
運転アシスト機能が進化することで防げた事故は多いかもしれません。例えば赤信号や一時停止を突破しようとしたら強制的にブレーキがかかる、左折右折のタイミングを知らせてくれる・コントロールしてくれる・巻き込みを回避してくれる等、少しずつ進化すれば重大な事故を未然に、または軽減できるケースが増えると思います。そしてこういったことが当たり前になり、運転アシスト機能が一部の高級オプションではなく全ての車に標準装備されれば「完全」自動運転へのコンセンサスも得られていくのではないでしょうか。みなさんはどうお考えですか?