[道内初導入] HAL®︎医療用

HAL®︎医療用とは

HAL®医療用は、脳・神経筋系に疾患があり運動器が不安定な患者さんに対しての、神経難病の新たな機能改善治療機として開発されたロボットスーツです。  筋肉を動かそうとするときに生じる電気信号をセンサーで読み取り、内蔵コンピュータで関節部のモーターを動かして歩行をアシストし、歩行を繰り返すことで脳・神経系への運動学習を促す効果が期待されています。 (サイバーダインWebサイト「HALについて」) HAL®︎医療用による治療については2016年4月より医療保険の適用となり、推定適用患者数は3,400人とされています。 医療法人 北祐会は、北祐会神経内科病院(札幌市西区)と札幌パーキンソンMS神経内科クリニック(札幌市北区)に北海道地区でははじめて、HAL®︎医療用を導入いたしました。 今後は道内の拠点病院としてHAL®︎医療用の新規導入施設への研修などの役割も担ってまいります。

HAL®️のしくみ(サイバーダインWebサイトより引用)

1:まずは、「歩きたい」と考えること
人が身体を動かすとき、まずは脳でその動作を考えることからはじまります。「歩きたい」と考えることで、脳は神経を通して必要な信号を、その動作に必要な筋肉へ送り出していくのです。
2:信号を受け取り、筋肉が動く
健常者の身体では、脳から送られた信号を、それぞれの筋肉が受け取ることで、考えた動作に合わせて必要なチカラの分だけ筋肉を動かすことができます。
3:信号を、HAL®︎が読み取る
脳から神経を通じて筋肉へ送られた信号は、非常に微弱な信号“生体電位信号”として、皮膚表面から漏れ出してきます。HAL®は独自に開発したセンサーを皮膚に貼り付けるだけで、その“生体電位信号”を読み取ることができます。その他、さまざまな情報を組み合わせて、装着者がどのような動作をしたいと考えているのかを、HAL®は認識しているのです。
4:思い通りにHAL®︎が動く
HAL®は認識した動作に合わせて、パワーユニットをコントロールします。※それによって装着者の意思に沿った動きをアシストしたり、普段より大きなチカラを出すことが可能になります。
5:脳が、動きを学習する
人の身体を動かすメカニズムは、筋肉を動かすだけにとどまりません。脳は実際に体が、どういう信号でどのように動作したか、確認を行います。HAL®を用いて“歩く”という動作を適切にアシストしたとき、“歩けた!”という感覚のフィードバックが脳へ送られます。 これにより脳は“歩く”ために必要な信号の出し方を少しずつ学習することができるのです。これこそが、例えば足の不自由な方がHAL®なしでも歩くことができるための、「大事な一歩」につながっていくのです。 動作に対する正解を脳に教えてあげることのできる唯一のロボット、それがHAL®なのです。
[外部サイト] 開発元:CYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社

保険適用となる8疾患

 脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病、  遠位型ミオパチー、封入体筋炎、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー