紫陽花の見ごろはあと少しです

こんにちは、リハビリテーション部作業療法士 加藤恵子です。
いつから7月の札幌は初夏ではなく盛夏になったのでしょうか。
みなさん体調はくずしていませんか?
意外にも熱中症はご家庭で起こることが多いのだとか、水分はもちろん栄養もしっかりとってこの夏を乗りきりましょう。

今日は花壇の紹介です。4年前から病院の花壇整備をわれわれ作業療法科が担当しています。センター棟増築工事の足場が取り外された後、コンクリート片やゴミを建設会社のみなさんが片づけてくれた後に黒々とした土が現れたのです。
 どうやらなかなか良い土のようです。当時入院されていた患者さんの何人かが、ご自宅でガーデニングや菜園を楽しんでらっしゃったのも良いタイミングでした。花壇を作ろう!活動が始まりました。
 土を起こし、ふるいにかけ、堆肥を混ぜての土づくりは普段のリハビリ訓練よりもハードだったかもしれません。近くのホームセンターに苗を買いに行き、限られた予算をアピールしながらの交渉も楽しい思い出です。値引きこそかないませんでしたが、1鉢買うともう1鉢ついてきました。

昨今、「園芸」は体力づくりや認知症予防に効果的であるという報告があります。
青空の下で身体をめいっぱい動かすこと、天気予報を見ながら肥料や水やりの計画を立てること、植物を育てる喜びを楽しむ事、これらは心身に良い影響がたくさんありそうです。
 なかなかご自宅ではできないという方、ぜひこの花壇でお楽しみくださいね。

この紫陽花も4回目の夏を迎えました、泥だらけになって一緒にこれを植えた患者さんたちみなさんがお元気でいらっしゃることを願っています。

検査課

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