看護部の佐藤です。
今日は、病棟トイレの一部をご紹介致します。
病棟トイレはH21年とH22年に改築致しました。
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当院に来られる患者さんの身体状況を考え、限られたスペースで快適に安全に排泄行動がとれるよう看護師、理学療法士、作業療法士、医師、建築設計の方々の経験と知恵により作られました。
左は昇降便座(なんと!!便座が上下します。座りやすく立ちやすい特徴があります)と前かがみに姿勢が保持できる台があります。床は格子模様ですくみ足症状のある方が一歩足を出しやすくするための目印になります。
中央は、背もたれのあるトイレです。 トイレに背もたれがある事で、姿勢を保持しやすくなります。トイレに背もたれってあったら良いと思いませんか?特に長居をする時には・・・(^_^)v
右は、自宅と同じ位の広さのトイレです。車椅子は入りにくいのですが、狭いことで壁や手すりに伝わって便座まで行けます。自宅に戻られる患者さんにとっても、動作練習が出来ます。
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この上の写真は、どのトイレが使用中か一目でわかるパネルです。使用中は赤いライトが着きます。ある看護師が言った言葉がこのパネルの作成に繋がりました。
「歩行障害のある患者さんが、トイレが空いているかそばまで行って確認しなくても、一目でわかるようなパネルがあったら良いなぁ~。」神経難病患者の療養の世話を専門とする看護師だからこそ、24時間患者さんを看ているからこその一言だったと思います。