子育ては社会からの預かりもの

こんにちは検査課 日向寺です。先日長男(小6)が学校で2計測をしました。去年より10㎝くらい伸びており、ついに私との差も4㎝程となりました。
「もっと背を伸ばしたいなら、よく食べ、よく運動して、よく寝なさい」というと素直に実行しています。「食べたおやつのゴミ捨ててね」というのは全然実行してくれませんが…

 さて、私も子育てをしてから15年ほど経ちます。今年長女は中3で受験生になります。だんだんと大人への階段を上っている子供達を見ていると8年くらい前に読んだ新聞の記事を思い出します。冒頭の一部をご紹介します。

子どもは天からの授かり物ではなく、天からの「預かり物」。
しっかり育てて、天(社会)にお返ししなくてはなりません。

 この記事は私の父が見つけたもので、いつもガミガミ怒りながら子育てしていた私にこれをよく読みなさいと渡したものでした。
当時は「なにこれ?」としか思いませんでしたが、今になってこの言葉がじわじわと心に染みてきています。
親の思い通りに育てるのことよりも、社会に出て自力で生きて抜いていく力を身につけさせることが子育てなんだと思えます。

 まだまだ子育ての途中で、我が子がどんな大人になっていくかわかりませんが、時々この言葉を思い出しながら襟を正して子供と向き合っています。子供は親の所有物ではないですからね。

  

看護部

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