『栄養課だより No.38』

皆さんこんにちは。栄養課の工藤です。

私は昔から歌うことが大好きで、よくカラオケに行っています。
友達と行ったり、飲み会の後に行ったり、ひとりカラオケで好きな同じ歌を気持ちよ~く何回も歌ったりもしています(笑)
先日は、車内でノリノリで歌っていた運転中の私の姿を目撃したと友達から連絡が入り、ちょっと恥ずかしい気持ちになりました(笑)

以前からカラオケにはなんらかの健康効果があるとは感じていましたが、このブログを書くにあたって調べてみました。

カラオケは、音楽を通じて脳を活性化させるリハビリ(音楽療法)のひとつで、気持ちを落ち着かせるリラクゼーション効果もあり、食欲が増す・ぐっすり眠れる・笑顔が増える等の好ましい結果を生み出します。

音楽は「記憶の扉を開けるカギ」とも言われており、子どもの時に歌った唱歌や若い頃に流行した曲を選ぶと、昔のことを思い出し当時の記憶がよみがえって感情が活性化するだけでなく、自分の人生を再発見し、
気持ちを前向きにする効果があるそうです。

音楽を治療に応用するようになったのは、アメリカで第一次世界大戦の帰還兵のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を癒したことが最初だと言われています。
その後、認知症・パーキンソン病・統合失調症の治療・がん患者さんの終末期のケア等様々な場面で利用されるようになったそうです。

心身がストレスを感じるとストレスホルモンが分泌されストレスから身を守ってくれるのですが、強いストレスにより長時間そのホルモンが分泌され続けると、免疫力の低下・不眠・血糖値の上昇を招きます。
しかし、好きな歌を数曲歌うだけでなんとそのホルモンの量が減少するそうです。更に嬉しいことに、歌が嫌いな人や上手く歌えなかったという場合でも同じようにストレスホルモンの量が減ったという実験結果が出ています。

このようにカラオケには様々な健康効果がありました!
カラオケの機種によっては、1曲歌い終わる毎に歌った曲の消費カロリーが表示される機能もあるのでぜひご活用ください。(もちろん私は毎回活用しています!)

ちょっと気が早いですが、これから年末にかけて歌の特番や忘年会等で歌う機会が増えると思いますが、健康効果も得られ一石二鳥ということで皆さんも張り切って歌いましょ~!(笑)
歌うのが好きな方がいらっしゃいましたら、十八番の曲やどんな曲(または歌手)が好きか等、一緒にお話しましょ♪(^^)♬