素麺と冷麦

こんにちは。医事課の柳原です。

今年は梅雨のような雨の時期もありましたが、ようやく北海道らしい
夏の気候になってきたなと感じる今日この頃です。

さて、夏は食欲も低下し、サラッと麺類を食べたいなーなんて思う日も
多いと思います。
そこで、改めて素麺と冷麦の違いに関して調べてみました。

素麺は、古くは奈良時代に中国から伝わった小麦粉と米粉を練り、縄の
ようにねじった物が基になっており、鎌倉、室町時代に現在の形状の
ものが誕生したと言われています。
冷麦は、室町時代にうどんを細く切ったものを「切麦」と呼び、それを
冷やして食べる物が冷麦と呼ばれ、現在のルーツになっているそうです。

それぞれのルーツは違うものの原料は小麦粉、水、食塩と同じで、現在の
の区別の仕方としては、麺の太さによって区別されており、JAS規格
では、素麺は直径1.3mm、冷麦は直径1.3~1.7mm。
それより太いものは、うどんと区別されているようです。
正直、うどんとあまり変わりがないことにびっくりしています!!
ちなみに、色の付いた麺が入っているのは冷麦だけですので注意して下さい。

私は、男4人兄弟なので色付き麺は争奪戦が起こっていました。
「誰が何色を何本食べた」「お前は色付きを食べ過ぎだ」などと喧嘩をしていた
ことが今となっては良い思い出だったなーと思いつつ親から見ればある意味
夏の風物詩だったのかなと思いました!(笑)

今年の夏も暑くなりそうなので、思い思いの麺を食べて涼を感じて
みてはいかがでしょうか。

広報企画室

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