剣道

こんにちは。2階センタースタッフです。
私事ですが、私は中学校まで剣道を習っていました。その時にお世話になった先生が、高齢のため引退されると聞き、今回、その送別会に参加してきました。お会いするのは数十年ぶり。先生の方から声をかけて下さり、優しさがにじみ出ている姿は昔のままで、お会いでき大変うれしかったです。

先生は、自分のお子さんがこの剣道会で習っていたことが縁で指導者になられたのですが、その時から四十年間、ずっと剣道会を支えてこられました。現在はそこまでは行ってないようですが、私が小学生だった頃には平日は毎朝朝練習があり、火曜は夜の練習、休日は試合や剣道の行事などもありました。それを自分の仕事もある中で毎回付き合って頂いていたわけで、とてもまねできないことだなと改めて思いました。奥様にも試合や行事の際にはお世話になりました。仮に私が奥様の立場だったとして、このように夫を支えていけるのか…。とても頭が下がる思いです。

そしてこの日は送別会の前に、剣道会内の練習試合もありました。子ども達はみんな元気で、一所懸命で、とてもキラキラしていました。その姿にとても心が温まりました。剣道って素敵だなぁと改めて感じました。きっと私も昔はこんな感じだったのかなぁ、大人達からはこのように見えていたのかなぁと、当時のことを思い出し感慨深かったです。メンバーの中には二代でこの剣道会に所属している人がいて、大人になって親となり、子どもが同じ剣道会で学んで、親である自分は指導をお手伝いしているとのことでした。その関係性も素敵だなぁと感じました。

送別会の中で卒業生から後輩の子ども達へ送られた言葉の中に、『打って反省、打たれて感謝』というかっこいい言葉がありました。確かに、私も剣道を通して礼節であったり、謙虚な姿勢だったり、相手に敬意をはらうことだったりを、自然と学んでいたと思います。会に参加し、そのことを思いだす良いきっかけとなりました。今回の先生との再会を、私の今後に生かせていけたらと思っています。

看護部

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