「えっ!?レントゲン写真撮るの?」

みなさん、こんにちは。診療部検査課 白濱です。私の仕事は、「診療放射線技師」です。
医師からの指示で、人体に放射線を照射して、画像を提供するのが仕事です。

入院中の撮影理由は?

1.入院時に結核など感染症がないかどうかのチェック

入院中の患者さん、スタッフなどが感染すると悲惨なことになります。

2.入院中に何かあった時、入院時と比較するため

あらかじめ写真を撮っておけば、例えば、入院中に転倒して腰を打ち、レントゲンを撮ったら骨がつぶれていた。この時のものか、以前から折れていたものかが分ります。
熱が出て肺のレントゲンを撮ったら、影があった。この時も入院時と比較できます。
つまり、以前の時と比べて、良くなったのか、悪くなったのかが分かります。

3.薬の副作用が出ていないかのチェック

薬によっては、その副作用が出ているかどうかを、定期的に写真を撮って確認します。

4.左右比較のため

例えば、痛いのが左足なのに、両方の足を撮ることがあります。それは、左右の足を比較することで、原因を探ろうとしていると思われます。
 
とまあ、ざっとこんなところでしょうか?