気持ちに寄り添うこと

こんにちは、検査課日向寺です。先日紹介しましたが、息子が8月上旬に空手の全国大会出場のため、7月の土日がほとんど練習会となり、休みがなくなることに悲しみを隠せない今日この頃です。

 今回は真面目にお仕事のお話を。先日MRI検査を行った患者さんで「他院のMRI検査をしたときに怖い思いをしたので検査をするのが不安です。」との申し出を受けました。詳しく聞くと「検査中に明かりを暗くされ、大きな音がして怖かった」と言っていました。

おそらくその施設は検査中に不安にならないようにと少し部屋の明かりを落としてリラックスできる環境に整えたのでしょう。しかしその行為がかえって不安にさせてしまったようで…。怖かった記憶がよみがえり検査をするのが難しい状況になりました。「当院では部屋を暗くしないし、不安ならスタッフ1人がこのまま一緒にいますよ。」と伝えると安心して検査を受けることが出来ました。

自分が良かれと思いやった行動でも患者さんにとって不快を感じるということは多々あります。そんな時はどうしたら良いのか?「話を聞く、相手の気持ちに寄り添う」ことが大切です。当たり前のことですが、時々忘れてしまいます。今の時代はSNSが進化して人とのコミュニケーションをとるのが苦手な人も増えてきているそうですが、やはり会話って大事ですね。

MRI検査は大きな音や機械の窮屈さを感じやすい検査です。何か不安があったら遠慮なく申し出てください。スタッフがいろいろあれこれ考えて可能な範囲でお応えします。

検査課

前の記事

スープカレー
看護部

次の記事

CIDPシンポジウム