顧問 田代 邦雄(北海道大学名誉教授)

 北大神経内科は、米国に5年半留学され北大脳神経外科を創設された都留美都雄 初代教授の神経内科に対する深い御理解と脳神経外科教室および同門の諸先生のご支援の中で、昭和49年に仮称“神経内科診療班”として脳神経外科の中で産声をあげました。その後、濱田 毅 前院長が述べておられるごとく、苦労を重ねながら、続々と集まってきた神経内科を志す若者とともに実績を積み重ね、大学においては脳神経外科の諸先輩、阿部弘第2代教授のご尽力、また医学部教授会、病院事務部、北大本部関係各位のご支援で神経内科として正式に独立、病院診療科、医学部講座、大学院神経内科学分野と機構の進捗とともに発展をつづけ今日に至っています。

 現在、北海道の神経内科は、北大、札幌医大、旭川医大の3医育大学を中心に診療、教育、研究、さらに第一線の診療に従事されている神経内科専門医の方々が神経疾患の患者さんのために日々頑張っておられます。

 さて私事ではありますが、このたび北海道で最初の神経内科に特化した専門病院を昭和57年に立ち上げられた濱田前院長の北祐会神経内科病院に顧問として平成20年4月より勤務することになりました。

 北大30年、その後北海道医療大学5年間と長年にわたる医育大学で培った経験を生かして、神経疾患に悩む患者さんのために微力を尽くすと共に、今まで蓄積してきた神経学の経験、資料をもとに神経疾患の理解、神経内科の普及にもお役にたてるよう努力していく所存であります。

 簡単ではありますがご挨拶に代えさせて戴きます。