国家試験日のおいのり

看護部の佐藤です。
先日の2月18日は、第107回看護師国家試験日でした。
思い返せば、数十年前私も不安な面持ちで国家試験を受けに札幌に来ました。
田舎者で、世間を知らない私でしたが、実家から一人で電車(当時は汽車と言っていました)に乗って札幌に来て、友達と待ち合わせの場所まで、ドキドキしながら人ごみをかき分け地下街を歩いていると、バインダーを片手に持った一人の男性に声を掛けられました。何個かの質問に答え最後には目をつぶって1分間一緒にお祈りをしました。あれは、いったいなんだったのでしょう。今でしたら「時間がない。」とお断りをすると思いますが、当時は何でも人の話を聞いて素直に応じていました。今思えば世間を知らないというのは、危なげな感じですよね。大人がちゃんと守ってくれていたのですね。あれから一杯経験して、失敗もして年を重ねてきました。国家試験を受けた方、合格をお祈りいたします。

 

検査課

前の記事

『金メダル』
看護部

次の記事

バレンタイン