『桃』

薬局の北條です。

ふるさと納税で桃が届きました。

桃が美味しい季節ですね。桃は果物の中で好きなもののひとつです。

桃は植物名プルヌス・ペルシカ。プルヌスはラテン語でスモモの木を意味します。ペルシカはペルシャ。「ペルシャ産の」という意味です。桃は中国原産ですが、ヨーロッパで学名が決まった当時はモモの原産地について中継地点のペルシャ産と思われていたようです。
英語のピーチはラテン語のペルシカに由来します。

桃仁(トウニン)とは漢方の原料「生薬」の一つです。桃の種は取りづらいですよね。この種は固く、「核」と呼ばれます。核を割って取り出したものが「仁」です。これを洗って日干しにすると、「桃仁」ができます。
主な薬効成分は「アミグダリン」。同じバラ科の植物のビワや梅にも同じ成分があります。アミグダリンは青酸に変化し、微量では鎮咳・去痰・抗アレルギーなどの効果があります。この青酸は「アーモンド臭」を生じますが、このアミグダリンはギリシャ語でアミュグダロン=アーモンドに由来しています。
漢方では「桃核承気湯」「潤腸湯」「桂枝茯苓丸」などに含まれています。

桃を食べる際には「口腔アレルギー症候群」をもっている人には注意が必要です。バラ科の果物(リンゴ、桃、すもも、イチゴ、さくらんぼ、あんず、びわ等)を食べると口の中がかゆみやピリピリ、腫れなどが起きる場合があります。

美味しそうですね!