夏の思い出

皆さん、こんにちは。検査課の白濱です。
今年は、例年以上に暑い夏となっていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

 夏になると、私は、
「いや~ よく、こんな、くそ暑いのに、甲子園目指して、あほみたいに野球やってたな~。」
という感じで、昔の事を思い出します。

私の入学した高校は、県内屈指の進学校で、硬式野球部の夏の甲子園出場回数が県内3位の学校です。(当時は1位だったと思います、って高々6回ですが)想像するに、さぞや結束力が固く、効率的な練習をしていると思いきや、いざ、蓋を開けてみると、いわゆる体育会系な集団でした。
野球部入部希望者に渡された「心得」なる紙には次のようなことが書かれていました。

・先輩の前では歯を見せてはならない。
・先輩に、こちらから話しかけてはならない。
・校内で先輩を見かけたときは、大きい声で、「こんにちはー」とあいさつする。
・授業が終わったら、先輩より先に行って、部室を開ける。
などなど

「心得」に違反すると、練習後に説教、いや、ミーティングの時間が長くなります。なので、校内での生活も大変です。先輩が後ろにいて挨拶できなかった時「気づきませんでした」なんて理由が通るわけもなく、必要以上に教室から出ないようにしたり、坊主頭見かけたら、他の部の人間でも関係なく挨拶していました。

こんな面白いネタ書ききれないところで、これを代弁してくれる漫画があります。

モーニングに掲載されている、なきぼくろ氏が書いている「バトルスタディーズ」です。

体育会系の代表ともいえるPL学園野球部をモチーフにしており、これを読みながら、自分たちもそうだったな~なんて思い出しています。(漫画ほど厳しくはなかったですが、あと、「体罰などの暴力はなかった」ことは間違いなく言えます。)

体育会系が「良い」とか「悪い」とかは別にして、あの頃の厳しさがあったからこそ、今の自分があると思っています。